日々閑談

島を食べる虫?_ナナツバコツブムシ

島を食べる虫?_ナナツバコツブムシ 広島県東広島市安芸津町赤碕の沖にある小さな島,ホボロ島に奇妙な現象が起きています。何と島があれよ、あれよという間に小さくなっていっているというのです。もちろん雨風に曝されているのですから、多少の変化はある…

キソウテンガイ__唯一無二の奇想天外な植物

キソウテンガイ_唯一無二の奇想天外な植物 珍しい名前の植物は数多くあれども、ここまで直球の名前も珍しいのではないでしょうか? アフリカ南西部の砂漠に自生する裸子植物で、ナミビアの国花でもあるWelwitschia mirabilisは、その珍しさからキソウテンガ…

だんだん植物のようになっていくウミウシ_盗葉緑体現象

盗葉緑体現象 生物学では何かを食べなければ生きていけない生物を従属栄養生物といいます。食物連鎖の頂点に立つライオンやワシでさえ食べるものが無ければ生きてはいけません。そういう意味では皆食べ物に従属、つまり依存しなくては生きていけないのです。…

雑草あれこれ_外来生物のしたたかな生存戦略

雑草あれこれ 暖かくなったと思えば急に冷え込む日が続いています。 本日はそんな中でも臆することなく咲いている雑草に関してお話をしてみようかと思います。 外来種は動物だけではなく植物でも有名なものがあります。雑草として猛威を振るうセイタカアワダ…

細胞群体(定数群体)

細胞群体(定数群体) 単細胞と言えば取るにも足りない奴とか原始的で文明を理解していない奴といったイメージがあるようです。実際は細胞一つで命を維持できているのはすごいことなのですが、多細胞生物の方が優れているといった考えから派生してきたのでしょ…

ABO式血液型

人間の血液型でとくに有名なのはABO式血液型と言われるタイプです。 A型、B型、AB型、O型の4種類からなる。(もっと詳しく言えばAA、AO、BB、BO、OO、ABの6種類が存在し、Oの特性よりもAやBが優先され現れません。こういう遺伝情報を劣性遺伝子といいます。) …

チャタテムシ 微かな鳴き声

チャタテムシ 晩夏も過ぎた頃に、祖母の物置の整理をしているときに、段ボールの上を右往左往する1㎜にも満たない小さな虫の群れを見つけました。パッと見ただけでも100匹はいたのではないでしょうか。 段ボールの中には古い書籍や図鑑がたくさん入っていた…

現代だから読みたい『福翁自伝』 人はなぜ勉強するのか?に対する一つの理想。

現代だから読みたい『福翁自伝』 人はなぜ勉強するのか? 人はなぜ勉強するのでしょう? 日本紙幣の人物が変わったのが2004年だからもう14年も経過したことになります。 千円札は夏目漱石から野口英雄へ、五千円札は新渡戸稲造から樋口一葉へ、1万円札と言え…

現代だから読みたい『老子』のすすめ

世の中の価値観に疑問を持っている方、 『老子』を読んで見ませんか? 諸子百家の思想の中でひときわ異彩を放つのは『老子』ではないかと思っています。 大げさに言ってみましたが単に私が一番惹かれているだけかもしれません。 私は特に専門的な知識がある…

頭木弘樹さんの『絶望名人カフカ×希望名人ゲーテ 文豪の名言対決』——名言を比較する愉しみかたもある

名言集には色々な種類があるけれども、ゲーテとカフカを並べてみるという試みは意外でした。 けれども頷けます。というのもこの二人、非常に対照的で並べると実際面白い。 カフカの代表作は突飛な世界設定と展開が非常に魅力的で、主人公が突然虫になってし…

アシナシトカゲ

アシナシトカゲ 茂みをゆっくりと進んでいく長い姿、舌をチロチロと出しながら目をギョロリと動かします。そして上空から鳥の鳴き声が聞こえると身を縮こませ隠れます、しばらくすると隙間から這い出てまばたきをひとつ……。 よく見ると尻尾の先がまっすぐ切…

征夷大将軍

征夷大将軍 征夷大将軍と言えば?と聞かれたら誰をとっさに思い浮かべるでしょうか? 源頼朝、足利尊氏、徳川家康といったあたりが有名でしょうか。 幕府の長になった人はもれなく征夷大将軍になっているというわけですね。 さてそれでは日本史史上最初の征…

水__電気を通さない液体

水__電気を通さない液体 昔のことですがお風呂で充電中のスマートフォンを使用していた女性がうっかり湯船にスマートフォンを落下させ感電死するという事故の記事を見たことがあります。 皆さんも電気製品を使用する際は細心の注意を払ってくださいね。 さ…

赤十字、赤新月……etc.

赤十字、赤新月……etc. 白い背景に赤の十字。 病院といえば思わず思い浮かべてしまうくらい有名な記号ではないでしょうか。 国際赤十字・赤新月運動(「赤十字運動」)によって運営される戦争や天災時における傷病者救護活動を中心とした人道支援団体のシンボ…

コロギス——コオロギのようでキリギリスみたいな昆虫

コロギス ♪あれ松虫が 鳴いている ちんちろ ちんちろ ちんちろりん あれ鈴虫も 鳴き出した りんりんりんりん りいんりん 秋の夜長を 鳴き通す ああおもしろい 虫のこえ きりきりきりきり こおろぎや がちゃがちゃ がちゃがちゃ くつわ虫 あとから馬おい おい…

地球照__三日月なのに丸い月が見える……?

地球照__三日月なのに丸い月が見える……? 一昨日ふと空を見上げるときれいな三日月が浮かんでいました。 雲も少なく、星がその周辺に光っています。童話に出て来そうなくらい雰囲気が出ています。 しかし、見ているうちにあることが気になってきました。 …

コチニール色素

コチニール色素 世の中は情報社会、あらゆるものに様々な情報が表示されています。ふと目を落とすと意味の分からない言葉は何気なく並んでいるものです。例えば食品表示の中などは知らない言葉が多く潜んでいたりします。食事は毎日の暮らしに欠かせませんか…

ヒアリ

ヒアリ 2017年5月26日、兵庫県尼崎市で中国から来たコンテナから特定外来生物であるヒアリが日本で初確認されました。それから次々と確認され10月3日には20事例にもなりました。特定外来生物は特定外来生物被害防止法で認定された生物です。人や農作物、生態…

秋山豊寛

秋山豊寛 『山川 詳説日本史図録 (第7版)』は年号と共に様々な写真や図が豊富で捲っているとなかなか楽しいものです。歴史小説を読みながら史実はどういうものであったかを確認するのに重宝します。地図帳と共に手放せないものとなっています。その中で「高…

トゲナシトゲトゲ

トゲナシトゲトゲ そんな名前の虫がいる。一見するとトゲがあるんだかないんだか判別がつきません。そもそも見た目から名前が付けられた虫は多いのです。兜をかぶって見えるからカブトムシですしゴキブリも元々は御器かぶり(お皿にかぶりつく)と言う言葉が由…

「むつ」

「むつ」 2017年1月の時点で日本の原子力発電の基数は42基とあります。計画中・建設中の原発は11基。合計53基は、世界3位の原子力発電大国であることを表し、世界のおよそ12分の1の原発が日本にあることになります。つい最近にも東京電力の柏崎刈羽原発6、7…

シジミチョウ

シジミチョウ 野原の中でアリが集まっています。よく覗いてみるとぷっくりとした何かの幼虫がアリの興味を惹いているようです。あの幼虫はもう死んでしまって、アリにたかられているのかと思うのですが思ったより元気そうです。それどころかわざとアリを呼び…

月――だんだん遠くなっていく・・・・・・

月 菜の花や月は東に日は西に 与謝野蕪村 安永3(1774)年、現在の神戸市灘区にある六甲山地の摩耶山(まやさん)を描写した句だそうです。一面に広がる菜の花畑の黄色と、夕日の紅、そして反対側の空に出てきた暗い青に煌々と輝く月……。とても幻想的ですね…

ナガヒラタムシ

ナガヒラタムシ 森の中で見かける細長い甲虫の中にナガヒラタムシというものがいます。見た目ははさみのないカミキリムシ、色の地味なタマムシという感じでしょうか。表面は固い外骨格に覆われ、縦の溝がでこぼことしています。体長は手元の百科事典では1~30…

弥助

弥助 日本の歴史の中で外国人の武士といえばだれを思い浮かべるでしょうか?私は一番に三浦按針を思い浮かべます。本名はウィリアム・アダムス。1600年に日本に漂着し、家康に謁見、カトリック教であるイエズス会の誹謗を受けつつも信頼を勝ち取ります。とい…

偕老同穴

偕老同穴 偕老同穴という言葉をご存知でしょうか?手元の『新明解国語辞典』によると「夫婦が仲良く長生きをし、死んでからも一緒に葬られること」とあります。何とも仲睦まじい様子が思い浮かばれるのですが、この偕老同穴の名を冠した生物が居るのです。皆…

子どもいう名の科学者たち

子どもという名の科学者たち。 ※最初に申しておきますがあくまで個人的な意見です。 私は大学で生化学や植物学の講義を受けていたことがあります。どういうことを学んだかと言いますと生物がどのようにして食べ物をエネルギーとして取り込んでいるか、体に必…

日々閑談 まとめ

日々閑談__ブログ用の記事を作るのが思いのほか大変です。知らないことをブログ用の記事にまとめるというのは思ったよりも大変なんだと痛感しています。これもある程度慣れてくれば……と期待しているのですがいつになるやら。そこでブログの企画記事とは別…