2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「むつ」

「むつ」 2017年1月の時点で日本の原子力発電の基数は42基とあります。計画中・建設中の原発は11基。合計53基は、世界3位の原子力発電大国であることを表し、世界のおよそ12分の1の原発が日本にあることになります。つい最近にも東京電力の柏崎刈羽原発6、7…

シジミチョウ

シジミチョウ 野原の中でアリが集まっています。よく覗いてみるとぷっくりとした何かの幼虫がアリの興味を惹いているようです。あの幼虫はもう死んでしまって、アリにたかられているのかと思うのですが思ったより元気そうです。それどころかわざとアリを呼び…

月――だんだん遠くなっていく・・・・・・

月 菜の花や月は東に日は西に 与謝野蕪村 安永3(1774)年、現在の神戸市灘区にある六甲山地の摩耶山(まやさん)を描写した句だそうです。一面に広がる菜の花畑の黄色と、夕日の紅、そして反対側の空に出てきた暗い青に煌々と輝く月……。とても幻想的ですね…

ナガヒラタムシ

ナガヒラタムシ 森の中で見かける細長い甲虫の中にナガヒラタムシというものがいます。見た目ははさみのないカミキリムシ、色の地味なタマムシという感じでしょうか。表面は固い外骨格に覆われ、縦の溝がでこぼことしています。体長は手元の百科事典では1~30…

弥助

弥助 日本の歴史の中で外国人の武士といえばだれを思い浮かべるでしょうか?私は一番に三浦按針を思い浮かべます。本名はウィリアム・アダムス。1600年に日本に漂着し、家康に謁見、カトリック教であるイエズス会の誹謗を受けつつも信頼を勝ち取ります。とい…

偕老同穴

偕老同穴 偕老同穴という言葉をご存知でしょうか?手元の『新明解国語辞典』によると「夫婦が仲良く長生きをし、死んでからも一緒に葬られること」とあります。何とも仲睦まじい様子が思い浮かばれるのですが、この偕老同穴の名を冠した生物が居るのです。皆…

子どもいう名の科学者たち

子どもという名の科学者たち。 ※最初に申しておきますがあくまで個人的な意見です。 私は大学で生化学や植物学の講義を受けていたことがあります。どういうことを学んだかと言いますと生物がどのようにして食べ物をエネルギーとして取り込んでいるか、体に必…

日々閑談 まとめ

日々閑談__ブログ用の記事を作るのが思いのほか大変です。知らないことをブログ用の記事にまとめるというのは思ったよりも大変なんだと痛感しています。これもある程度慣れてくれば……と期待しているのですがいつになるやら。そこでブログの企画記事とは別…

僕は新聞が読めない__アフガニスタンとタリバン

僕は新聞が読めない__2アフガニスタンとタリバン 1.記事について〈アフガン追加派遣命令 見えない出口戦略 米国防長官 マティス米国防長官は8月31日、アフガニスタンに米兵の追加派遣を命じたことを記者団に明らかにした。トランプ政権は「新アフガ…

僕は新聞が読めない__ヒトラーは結局どういう人物か?

僕は新聞が読めない__1ヒトラーは結局どういう人物か? 1.記事について〈麻生太郎副総理は29日、横浜市で開いた麻生派研修会の講演で、「少なくとも(政治家になる)動機は問わない。結果が大事だ。何百万人も殺しちゃったヒトラーは、いくら動機が正…

僕は新聞が読めない__はじめに

僕は新聞が読めない——はじめに 最新の情報を効率よく得ようとすると便利なのが新聞である。ところが新聞は厄介なもので一定以上の識者を対象としている様である。そのため新聞を開くと分からないことがたくさん出てくる。単に私の力量が至らないせいでもある…

「司馬遼太郎で歴史を楽しむ『関ケ原』__一回目」 石田三成に見る5つのキーワード

「司馬遼太郎で歴史を楽しむ『関ケ原』……一回目」0.前回で教科書的な観点からの「関ケ原の戦い」についての知識の整理と、そこから導き出される疑問点を整理しました。詳しくは前回のページをご覧ください。 takenaka-hanpen.hatenablog.com 今回から司馬…