自由連想② お題:10円玉→5円チョコ

前回は10円玉について話したのでそこから派生させていこうと思います。

10円玉だったので、思いつく言葉をとりあえず並べてみましょうか。

 

10円玉の素材は銅。銅と言えば銀、金。あるいは赤銅色。銅像。緑青。殺菌能力。

書かれている図柄は平等院鳳凰堂、唐草。常盤木。

10円変えるものと言えば駄菓子。例えばチロルチョコうまい棒

硬貨と言えば他に5円玉、50円玉、100円玉、500円玉とありますね。

 

そういえば昔チロルチョコが5円チョコ(正式名称「ごえんがあるよ」)を作ってましたね。実際に価格は5円ぽっきり。中には本物の5円玉にそっくりな形をしたチョコがでてきます。

今は個別での販売はしていないようでたくさん入った袋や吊り下げ式のものが販売しているようです。

 

ちなみにげんこつほどのサイズの馬鹿みたいに大きい50円のチョコも見たことがありました。あれはあたり付きで運がいいと100円の当たり券が出ます。てっきり同じメーカーだと思っていたのですが、こちらはチロルチョコではなく福助製菓の「おとくでっせチョコレート」という商品だそうです。

ネットで調べたらちゃんと新しいヤツは令和元年になっていますね。昔のヤツは平成元年と書いてありました。同じシリーズに500円のデザインのものもあるようです。

 

でも個人的には大きな50円玉の方が好きですね。500円玉は大きいイメージがありますから、間に挟まれて小さめの50円玉が大きくなっていた方が「おとく」な感じがして良い気がします。

 

 

あたり付きのチョコはよく買っていましたね。金の延べ棒みたいなゴールデンチョコや袋めんをスナック菓子にしたヤッターメンなんかもよく食べてました。運が良いと購入した価格よりも高い金券が出るという期待に胸を膨らませておりました。

 

人間の脳って予測がつくものよりも、予測がつかないものの方に興味を持つようになっているらしく。これにはドーパミンが関与しているそうです。予測可能なものよりも、やっとのことで手に入れたものの方がドーパミンは出るのですが、いざ手に入れてしまったらドーパミンは減ってしまうそう。

そんな人間の特性を見抜いていたのかロジェ・カイヨワは『遊びと人間』の中にアレア(偶然)が4つの遊びの要素の一角を担っています。ちなみに他はアーゴン(競争)、イリンクス(眩暈)、ミミクリ(擬態)となっています。

 

自分の力ではどうにもならない偶然に賭けるのがアレア。

なけなしのお小遣いを払って手にとった駄菓子を開ける瞬間はもう自分がどうしようとも何ともなりません。後は結果あるのみ。むしろ実際に当たるよりも、開けた瞬間に当たっていたらいいなと思うその時間が最大の楽しみなのだと思います。

 

駄菓子をテーマにまじめに哲学してみるのも面白いかもしれませんね。

それではまた次回の自由連想でお会いしましょう。